変な家族in東京

三児の母、育休中です。長男は2022年に中学受験予定。よろしくお願いします!

長男がアスペルガーな話

今日は湿っぽいお話になります。


長男はお胎児ジストレスになり吸引分娩で誕生。生後数日でミルクアレルギーを発症し入院、その後もノロやロタで入院、風邪引くたびに脱水起こして点滴、大きな病気は無いものの虚弱な子供でした。


1人目だったので比較対象がなく、病弱かどうかもわからないけれどなんだか毎日大変でへとへとでした。

かんの虫が強く、泣いてばかり。鍋がぶつかってカーンとなったり、少し大きな音がするとギャン泣きするので刺激に慣らそうと毎日散歩は欠かしませんでした。

児童館などに行っても泣いてばかりで、公園に行ってもずっと抱っこで、1人遊びしているお子さんや夜通し寝てくれるお子さんが羨ましかった。


夜は1〜2時間おきに起きてしまうため、主人と交代でスリングやだっこひもで寝かしつけていました。

唯一昼間に抱っこでお出かけしてる間はご機嫌でしたが身体は休まりません。


そんな手のかかる息子ですが、おもちゃの遊び方は上手で積み木もつめて、指示も通るので検診でひっかかったことはありませんでした。


一歳ごろ、疲労がピークになり、このままでは共倒れしてしまうと保育園に入れることを決意。

妊娠がわかってすぐに会社を退職したのですが、失業保険を保留にしていたので介護福祉士職業訓練に申し込むことができました。

疲労というと程度がわからないと思うのですが、頭も眼も疲れすぎていて専門学校のパンフレットを読み込むのに何日もかかりました。


激戦の認可は当然入れなかったので、新設の認証保育所へ滑り込み4月入園。

保育料は高かったですが、訓練給付金でまかなうことができました。

私も子供と離れて少し息をつくことができ、ホッとしたのを覚えています。


それから、いまの職場に入社して認可園に移り、小学校に入学するまで特に問題行動は指摘されませんでした。


ただ、私はかかわりにくさや拘りの強さが気になっていて、近所の小児科・保健センター・保育士さんにちょこちょこ相談してはいました。


例えば寝る前に絵本を読んであげるのですが、寝付くまで読んであげないとシクシク泣き出すので風邪を引いて息がし辛く涙が出ても読みました。

子守唄を歌ったらこわいと泣かれたこともあります。

戦隊ショーや打ち上げ花火にショックを受け動けなくなったりと過敏な様子もありました。

また、話し方はゆっくりでマシンガントークではないのですが、絶え間なく話しかけてくるので相槌を挟むのがやっとで会話という感じではありませんでした。


食が細く痩せていたため、しつこく食べさせていたのですが、ある日過保護すぎるのかもしれないと思い立ち、本人の食欲に任せることを試してみたら1日で自家中毒を起こしまた点滴に😅


常に違和感がありましたが、字も読めるようだし幼児教室で褒められたりプログラミング教室で飛び級してみたりということもあり、知的な遅れはなさそうでいまいち決め手に欠けていました。


小学校にあがるとさらに大変でした。筆箱を開けると毎日全部の鉛筆がへし折られており、消しゴム鉛筆を補充してもしても無くなるのでまとめ買いしてストックしておきました。

さらに友達の教科書や文房具を持って帰ってきてしまったりして学校との電話のやりとりがしょっちゅう。

小学校に入ってから毎日のように誰かに謝っているなと思いました。

また、爪をきれいに噛んでしまうので小5の今でも手の爪切りはしたことがありません。

突然テーブルの上を歩き出し、お茶をこぼした時は思わずビンタしてしまいました。


小学校入学後は学童で2年生にいじめられたり、上級生が怖かったようで、入学後まもなく学校に行きたくないと言い出しました。

私は仕事をしていたため休むわけにもいかず、即民間の学童を契約し放課後の居場所作りをしました。

そこは料金が高かったですが、きれいで家庭的な雰囲気で、習い事もできるため楽しく通ってくれました。


2年生にあがる前だったか、本人が「窓から飛び降りたら楽になるかな」といったことを言うようになり、ますます心配になりました。

学童のお迎えのときなども長男に声をかけてくれる子供はたくさんいたので友達関係は大丈夫そうに見えたのですが、本人は反応が薄く、「友達がいない」と言うことがしばしばでした。

仕事をしていたので毎日公園に行くことはできませんが、土日など友達が遊びにきたらなるべく受け入れました。

夏は友達を家に泊めてプールに連れて行くなどしました。


2年生にあがり、数人の固定の友達ができました。

土日や有給を使い、なるべく家に友達を呼べる日を作りました。

何人も来るので大変でしたが、長男の孤独感を埋めなければいけない気がして追い立てられるようにそうしていました。


そんなある日、担任の先生から電話がかかってきました。

長男が友達の筆箱を隠すという事件を起こしたそうです。

息子を問い詰めると、「朝にパパに怒られてモヤモヤしていた。今まで自分が計算が一番早かったのに、その子が自分よりも計算が早くて面白くなかったから筆箱を隠した。」とのこと。

しかも隠したことをそのまま忘れてしまい、騒ぎになってから思い出して返したのだそうです。

さすがに平常心ではいられず激しく怒鳴りつけました。

なんとか矯正しなければと、またやったら田舎の学校に送るよ!と何度か言い聞かせました。


相手親が謝罪まではいいと言っているとのことで、先生に謝罪を伝えてもらうよう頼み、後日PTAのイベントで相手親に会うことができたので改めて謝罪しました。


そのほか、授業のあと起立の号令がかかっても立ち上がらないので何をふざけているのかと怒ったこともありました。

しかし息子の学級は立ち歩く子が多く、問題を起こす子もちらほらいて学級自体が落ち着かない雰囲気だったので目立たなかったようで、学校からは何の指導もありませんでした。


2年の二学期の終わりにある個人面談で担任の先生に改めて相談したところ、1年の先生からの引き継ぎをみて発達グレーかなと思ったと。

(ちなみに1年の個人面談でも相談しており、発達障害という感じはしないと言われていました。)

スクールカウンセラーの面談を勧められ、何度か通いました。

この先生が居なければまだよくわからないまま長男の特性に振り回されていたかもしれません。


筆箱事件以外では特に大きなこともなかったため、学校としてはそれほど問題行動もないという認識だったようで、スクールカウンセラーの面談は私の育児相談という感じでした。

ただ、どうしても違和感が拭えなかったため、スクールカウンセラーの先生に教えてもらい、大学病院でWISC Ⅳを受けることにしました。


結果は、一番高い知覚推理と一番低い処理速度の差が37あり、サリーとアン課題もまんまとひっかかり自閉症診断がつくと心理士の方に断言されました。

腑に落ちるとともにショックを受けました。

知的な遅れがないとなかなか低年齢のうちはわからないのだそうです。


何年も散々色んなところで相談して大丈夫と言われていたので、こんなに皆が大丈夫と言ってくれているんだから何かあってもグレー程度かな、何もなければスッキリするしと思ってテストを受けたので一旦持ち上げられて叩き落とされた感じ。

早く診断がついていれば、民間の療育を受けさせたのに。


投薬や療育を必要とするような問題行動がないということで、医師の再診を受けることなく検査は終了しました。


検査の結果を見た数日後、学校で親参観の音楽コンサートがありました。

他の児童がノリノリでコンサートを楽しんでいる中、ぽかんと舞台を眺めている息子の後ろ姿を見て、「きっと息子には音がうるさくて嫌なだけなんだろうな。」と想像がつき、涙が出ました。


コンサートが終わって感想を聞くと、案の定「好きな音楽じゃないし、音楽に合わせて身体を動かせというから動いたのに他の子にぶつからないでって文句をいわれて最悪だった。」と。

みんなと逆に身体を揺らしていたからそれはそうだろうなと思いましたが何も言いませんでした。


学校のカウンセリングも、特に療育などを受けられるわけでもなかったため仕事を休んでまで行くメリットが感じられず、数回で終了しました。

対応策は子供の特性に合わせ、得意なことを伸ばしていけばいいとのことで、すでに家庭でやっていることばかりでしたので週1時間の通級もお願いせず。

そもそも、通っている学校に支援が必要な子が多く順番待ちのようで、カウンセラーの先生もどうしてもというのならという感じで勧めてきませんでした。


3年と4年は同じ担任でしたが、発達障害についてはカウンセラーの先生に聞いてくださいという様子であまり頼れず。

しょっぱなに給食を残して担任に怒られ、数日不登校になった(私はだいぶ前から中学受験をさせたいと思っており、学校教育にも期待をしていなかったため、学校行かなくていいから塾に行こうと勧めたのですが、本人は塾のほうが嫌だったようですぐに登校し出しました。)くらいであとは平和に過ごせました。


息子が好きな図工の得意な先生で、ゆるーい指導方針が良かったのか、学年があがるごとに物の取り違えや紛失も減っていきました。

4年では代表委員に立候補し、今は放送委員と、積極的に物事に取り組むようになりました。


5年の現在は優しくてきめ細やかな指導をしてくれる良い先生に当たったようで、平和に過ごせています。


そんなこんなで、将来への不安感から環境の落ち着いた私立中学への進学を息子に強く勧めて今に至ります。


ただ、算数はともかく、国語がひどく、中学受験はちょっと無理があったかなと思う昨今。

字が汚くて漢字も苦手なので理社の採点にもひびきそうなのが心配です。


WISCでFSIQが平均より上だったので、当初はゆるーく勉強して入れるところに入ればいいやと思っていたのですが、4教科の偏差値で届く学校が殆どない状態が長く続き、ハッパをかけざるを得ませんでした。

最近やっといくつかA判定が。

体力がないので、あまり遠くの学校もやりたくないですし。。。


開成を見学してから勉強時間は増えてきており、努力が実るといいのですが。

個別指導塾では志望校対策に不安があるため、一度落ちた個人塾の入塾テストを改めて受けてみる予定です。


とりとめもなく書きましたが、私が中学受験をさせる意思を固めたのは長男に特性があるゆえでした。

診断がついても知的に遅れがないから手帳も貰えないし、かといって公立ではほっとかれて中学以降どんどん落ちこぼれていくのではないかと考えた次第です。


はたからみているとおとなしい子供のようですが、長男が産まれてから消費したエネルギーと金銭は相当です。1人目でよかった。


手がかかる子ほど可愛いと言いますが、本当に、強迫観念的に長男のことばかり考えてしまう10年でした。

最近やっと落ち着いたかな。


下の2人はいまのところ、普通だと思います。

次男は私が眠くなると、ママ、もういいよ、と絵本を終わりにしてくれます。

ムスメはまだ2ヶ月なのでわかりませんが、とにかく可愛い💕


長くなってしまいましたので、今回はこの辺で区切ります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。